温度の上がりが なまら速い
試験炉(製茶用熱風発生機)で、定期的な燃焼ガス分析、炉内圧、煙突排気温度の各測定を実施しました。
バーナーは ファイアーターボです。
今回は新たに、使用頻度が高い温度と風量での設定値までの到達時間を調べてみます。外気温は少し肌寒く18℃。
試験炉を熱風温度110℃、吐出口風量210㎥毎分に設定します。
ファンを十分に回してからバーナー着火。
吐出口に取り付けた温度センサーからの信号で、温調器のテンプメーターの針がぐんぐん上がり始めます。
熱風が110℃に達し、バーナーのダンパーが切り替わったところでタイム計測。
着火から約3分でした。
省エネ熱風発生機を実際に使用されているユーザーの方が、温度の上がりが速いと言ってくれる理由が分かります。
この設定値の場合、ほぼカップ麺の待ち時間で使用温度に達することができるので、燃料と時間を有効に使えます。