バーナーモーター軸の回転は、2箇所のボールベアリングにより保持されています。
細かい粉じんや経年劣化により運転時にゴロゴロやシャラシャラなどの異音が発生し始めたら、ベアリング交換の目安です。
突然の故障にならない為にも早めの交換修理がお勧めです。
バーナーモーター軸の回転は、2箇所のボールベアリングにより保持されています。
細かい粉じんや経年劣化により運転時にゴロゴロやシャラシャラなどの異音が発生し始めたら、ベアリング交換の目安です。
突然の故障にならない為にも早めの交換修理がお勧めです。
火炉から乾燥に必要な熱風を取り出すには、バーナーの燃焼が必要になってきます。
バーナーの燃料は、第二次産業革命頃より台頭してきたオイルと環境問題でクローズアップされてきたガスに分別されています。
オイル(重油、灯油)、ガス(LPG、都市ガス)
維持費が低く火力、放射熱の高い、こだわりのオイルバーナーか、設備、維持費は高いが気体で扱いが楽なガスバーナーか悩むところです。
火炉は燃焼ガスが外部排気される間接加熱方式なので、オイル、ガスどちらも使用できる利点があります。
水槽の中を優雅に泳ぐ魚達や水草を見ていると、心が和みます。
大切に飼育したい気持ちが湧き上がります。
ステンレス水槽スタンドはサビに大変強く、病気治療に塩を使用する時や汽水環境にも大丈夫です。
既製品でなくオーダーメイドで作ることで、水槽の設置レイアウトも自由にできます。
SUS304ステンレスを使用するので価格設定は少し高めになりますが、綺麗に使えて長持ちします。
オプションで固定アジャスト付の自在キャスターを付けると、水を抜かなくても移動と水平固定ができるので、魚達や水草にストレスをかけることなく安心して設置場所を変更することができます。
神社の祭りで引き回される屋台、山車は、日本の歴史ある伝統的な行事であり近年では地域活性化に重要な役割を果たしています。
その場合、神社の境内だけでなく一般道を運行する必要がでます。
屋台の動きが良くなるアスファルトの上り下り坂、カーブ、信号機などを、一般の人や車と共存する訳ですから大変気を使います。
前後は交通指導員が注意していても、屋台本体の危機回避機能が十分でなければ、対応が遅れます。
そして25年以上屋台係に携わり、分かる事があります。
操舵、ブレーキの機能がしっかりしていれば、高い確率で事故を回避することが出来ること。
屋台周りの安全に皆で気を使うのは当然ですが、屋台本体の挙動は、操舵、ブレーキの性能と操作する人に依存しています。
火の炉と書いて”かろ”と読みます。
古くから使われている業界用語の一つで、茶や食品の製造工程において乾燥の熱源として必要不可欠な機械となります。
常温の空気を取り込み、バーナーの発する熱の力を使いステンレス材の熱伝導を介して、高温の空気に変換する産業用熱風発生装置です。
以前は熱源の火炎と乾燥に使う空気が混じり合う直火方式もありましたが、現在は安全性や衛生面から間接加熱方式(火炎と乾燥用空気が非接触、燃焼ガスは外部排気)となっています。
環境対策では熱交換器の性能の追究と排気ガスの化学分析などで、燃焼の最適化による使用燃料の減少からCO2削減、大気汚染防止に向けた煤塵(ばいじん)抑制へと進んでいます。
熱源がコークスから中圧バーナー、そしてガンタイプバーナと、時代と共に変遷していく中でフジタの火炉は進化し続けます。
"おーいお茶"で大谷選手のCMの影響もあり、緑茶=健康効果のイメージがUPしました。
緑茶(煎茶)は緑の鮮やかさを出すため、葉の酸化を抑える製造工程が組まれています。
蒸気ボイラを使い100℃近辺の蒸気攪拌で葉の発酵を止め、葉打ち、粗揉機で火炉の熱の力を使い葉の内部水分量を短時間に一気に減らし、茶の色、味に特長を持たせます。
その後、揉捻機、中揉機、精揉機と段階を追って水分量を約5%まで減らし、煎茶の細く撚りこまれた形状に仕上げていきます。
この一連の工程を、製品の触感、香り、色彩を常にチェックしながら連続で行うことで、おいしい色鮮やかなグリーンティーが出来上がります。
大切な屋台、機械製品を長持ちさせたいですよね。
定期的な点検でそれは可能になります。
使える所まで使って買い替える時代は、もう終わっています。
愛着のあるものや使いやすい機械、機具の消耗、劣化した部分を、オーバーホールして再調整することで、趣はそのままに、安心して使用することができます。
費用も安く済みますし、エコです。
既存熱風発生機の内部交換できます。
燃焼ガスはバーナ炎が1500℃近くあるので材質の経年劣化は大きく、外板、外回りはきれいなのに燃焼室、チャンバー、熱交換パイプは耐用年数を越えて長く使われていることが多くあります。
オーダーメイドの内部熱交換器を作ってみませんか!
熱交換効率が上がります。そして火が効くようになります。
そこに住みたいと思えるものの一つに、日本という歴史文化に根付いたお祭りの存在があると思います。
祭りの存在する地域に住むことは、行事も多いですが、ある意味生きがいを感じられる場所でもあります。
その中で、区や町内会が所有する屋台、山車は一つとして同じものが存在しない、オリジナリティに溢れた作品です。
町内で老若男女問わず子供達も共有できる誇れるものが有り、喜びを持って安全に楽しく運行できることで、地域活性化に繋がっていくのではないでしょうか。
そのためにも、しっかりとした足まわりに改良していく必要があると思います。
バーナーを新品交換すると燃料費は下がります。
燃料高騰が続く今日、省エネ効果は大きく、稼働中のトラブルも大きく減ることになります。
ホコリによる性能低下が起こらないファンとディフューザ円板の取付精度が高いバーナーにすると、メリットがより一層発揮されます。
屋台、山車の運行、お披露目は、何トンもあるお社とお囃子を奏でる人々を乗せて移動するので、しっかりとした足まわりが必要になってきます。
地面と接する車輪は十分な強度を備えた
〈年数を重ねた松などの木を輪切りして、長く水に浸したもの〉
〈樫の木などを源氏車に組み合わせたもの〉
〈それらの外周に鉄輪を巻いたもの〉
〈厚板の鋼板溶接で造ったもの〉
〈厚鋼板で源氏車型に溶接組みしたもの〉
その他ノーパンクタイヤなどがあります。
そして、屋台、山車の足まわり及び方向転換にも各車工夫が凝らされます。
方向転換は、二輪車は問題ありませんが四輪には固定車型とかじ取り旋回型が有ります。
かじ取り旋回型は、屋台、山車の重量と前後左右のスピードある動きが加わるのでブレーキ制動が必須になります。
ブレーキは、後輪の外周鉄輪をバンド式ブレーキで押さえる方式が、制動も強力で放熱もよく長時間の使用にも安定します。
ドラム式は長時間の連続使用は不利ですが、路面状況に左右されない利点があります。
当工場に持ち込みが困難な場合は、出張で燃焼炉の溶接修理をすることがあります。
外板を分解して亀裂箇所を特定してから作業に取り掛かりますが、経年劣化による材質変化が起きていることもあり、細心の注意を払いながら溶接電流(アンペア)調整で接合修理をしていきます。
また、炉の母材に合わせた溶接棒の選定も重要になります。
依頼を受けバーナ点検修理に伺うときは、最初に燃料が正しい圧力で供給されていることを確認します。
次に、ガスバーナはパイロットの着火、オイルバーナはノズルの着火状態を見ます。
ここで特徴的なのはオイルバーナノズルには噴霧パターンが有り、これが乱れると着火、燃焼に悪影響が出ます。
そのためノズルは消耗品として生産、供給されます。
定期的なノズル交換と同時に、失火、不調の原因が他に隠れていないかを調べ、トータルで症状を見るバーナ修理を心掛けています。
火炉とバーナ、お互いの性能を活かすようなマッチングは必要と考えます。
熱風発生機やボイラーの性能が良くても、バーナの燃焼能力が劣ればススの付着、熱交換効率の低下などに影響が出てきます。
トラブル発生はバーナに起因している事例が多く見られます。
使用して故障頻度が増えてきたなどの場合は、性能の優れたバーナ=燃焼室圧力に対して余力を持って燃焼できるバーナに交換してみることをお勧めします。
様々なトラブルが減り、燃料代も減ります。
足まわり、ブレーキ機構の完成後は工場内で試走して確認と調整を行います。
かじ取りの操作性、車輪の切れ角、ブレーキハンドルの動作、ブレーキの利き具合などを見ます。
微調整の後、塗装仕上り、グリス、組み付けを確認して出荷待ちOKとなります。
そしてこれら一連の作業により、かじ取りが軽く旋回性が良くなり、ブレーキも利くようになると、屋台、山車行事はもっと安全に楽しくなると思います。
P2005-116260特願請求の溝(どぶ)掃除補助機具 “アゲっぴー”改良型になります。
側溝清掃の助っ人‼ 2人用‼
コンパクトで持ち運び、保管に便利。
溝蓋のミゾにセットしてハンドルを持ち上げるだけ。地面に置かれた溝蓋も同じ操作で爪がしっかりキャッチのカンタン操作。
40∼50㎏のコンクリート製溝蓋も2人で持つから半分の重さ。持ちやすいハンドルで歩行移動も安全、安心のラクで安全な作業。
塗装はスペシャルブルー(クリアーコート)。修理、部品交換できます。
溝蓋の取り外し,取り付け、移動に活躍します。
上踊り披露用の張り出し舞台が内装されている屋台、山車は多いと思います。
場所ごとに、畳まれている張り出し部分を両側に広げて大きな舞台を作ります。
この時に本舞台と張り出し舞台は蝶番で連結されていることが多いのですが、広げた時にどうしても蝶番の軸の部分が上に飛び出してしまいます。
これを解消するため、広げた舞台上面がフラットになる特殊蝶番を製作しました。
カラーは祭りに映えるゴールドメタリック(クリアーコート仕上げ)塗装です。
燃焼炉に適合するオイルバーナーの開発は、設定した基準値をクリアできるよう燃焼テストを繰り返す中で部品選定しています。
煙突からの排ガス分析では、残存酸素濃度、CO発生値を目安に能力判断します。
同時に煤煙(煙道中の測定点から一定量の排ガスを10回吸引して採取)、燃焼状態、エアーのダンパー裕度など様々な数値及び動作確認していきます。
このようなテストを経て、長く安定して使用することができるFTBバーナーが出来上がります。
地元の町内会で屋台の足まわり製作に携わり、操舵を務めたことで、かじの操作性には特に気を使います。
先ずは、ブレーキ係との連携により、走る、曲がる、止まるが安全に出来る事です。
そして操舵(運転手)を担当する人が前輪の方向転換を安心して行える機構を備えることです。
それにより屋台が流れる様なスムーズな動きになり、重責の中にも屋台との会話を楽しむ気持ちが生まれてきます。
かじ棒を軽く持ち、左右にだけ操作します。
屋台は思うように方向転換してくれるようになります。
CO₂削減にはバーナーと熱風発生機のマッチングが必要になります。
バーナーは単体では完全燃焼は難しく、熱風発生機はバーナー性能に頼っています。
熱風発生機の炉内圧というものが有りますが、熱交換の効率向上のキモになる部分です。
煙突の引きたちを考え、完全燃焼させた排ガスの熱交換器内通過スピードを制御して効率を上げます。
バーナーはこの炉内圧に対して十分な風箱圧力が出せる送風ファンと高性能なディフューザーを装備していることが必要です。もしも煙管にススが堆積する場合は、これが満たされていない可能性が有ります。
これらの必要条件を満たした上で、マッチングテストを行いCO₂削減に向けて調整します。
温室効果ガスによる気候変動が各地で起こりつつある今日、CO₂削減は待った無しになっています。
熱風発生機、火炉に取付けて使用するバーナーも、個別調整でCO₂を減らしていくことが必要になりました。
煙突から出るモヤモヤっとした排気の状態がわかる唯一の方法は、測定器を使用する燃焼排気ガス分析です。
測定器でデータを読み取り、個々の熱風発生機のCO₂削減に活かす事ができます。
世界中での気候変動がニュースで報じられている今日、CO₂削減は喫緊の課題になっています。
脱炭素社会に向けた取り組みとして、機械の熱効率向上が以前にも増して言われるようになってきました。
自家製 熱風発生機(火炉)は製造開始から50年以上が経過しており、主に荒茶、乾物製造に使用され始めた当初から省エネ設計思想のもとに制作されています。
熱風温度の立ち上がりが早く、燃料消費量も少なくがコンセプトです。
初期ターボバーナー開発後からは煙管すべてに同じ直径のステンレスツイストプレートを入れ始めました。
これにより燃料消費が更に約25%減少し、改良を加えながら今日に至っています。
長年の実績と共に、脱炭素社会に向けたCO₂削減にお役に立つ事ができると確信します。
水槽を移動するのって困りませんか。特に、水量が多い60㎝水槽以上の場合。
それまでの状態が良かったときは尚更です。
水槽をセットするスタンドのフレームに汚れに強い鏡面研磨ステンレスを使用し、耐荷重の大きなアジャスター付 双輪キャスターを取り付けました。
水平取りもできるスタンド固定アジャスターを上にあげ、コンセントを抜いたら水槽や照明器具、フィルターごと移動できます。
もちろん、水槽の水、魚、水草、底石などはそのままです。
簡単に動かすことができ、環境の変化が無いので水槽内の調子を崩す心配がありません。
移動の後は、いつも通り観賞魚や水草を楽しむことができます。
水槽の寸法やご希望に応じてオーダーメイドで製作します。
年一、二回ほどある側溝清掃の季節がやってきました。
ご近所さん総出で各自の家まわりのどぶを掃除するわけですが、なかなかの重労働になります。
側溝ふた(約50㎏)を緩めて取り外し、安全な所に置き溝の中の堆積物、ゴミ、石ころなどを撤去します。
きれいになったら再び側溝ふた(約50㎏)を元に戻し、出た堆積物などを回収ダンプに積み込みます。
この一連の作業の中で、体の負担を少しでも和らげようと製作した物があります。
二人で側溝ふたを持ち上げ移動する方式の”アゲっぴー”とステンレス製の鋤簾(じょれん)です。
市、町内会にも採用されています。
これからの側溝清掃作業のお役に立てたら幸いです。
京都祇園の山鉾、飛騨高山の屋台、秩父夜祭の屋台、笠鉾。
屋台、山車の有名なお祭りで、方向転換にも独特の見せ場があります。
固定四輪ならではのそれぞれの方法があり、常に見る者の心を惹きつける場面です。
このように屋台はどう方向を変えるかに、先人達は考えを巡らせてきたのだと思います。
そして静岡には古くから、かじ取りにより前輪旋回させる方法が数多くあります。
この方式は簡単に方向転換できる分、操舵する人の技量が見せ場になります。
かじの切れ角、旋回部の強度、操舵の軽さ、安全性を十分に考慮して作ることを心掛けています。
藤の花が今年も綺麗に咲きました。
ステンレスの鉢に植え替えしてみたところ、これがとっても似合うんです。
花の色も映えます。
オーダーメイドで花瓶や植木鉢を作ってみると、日々お手入れが楽しくなります。
前輪が固定でない四輪屋台の場合、かじ取り旋回させるためのメカニズムが必要になってきます。
昔からある一般的な方式は、前輪車軸と一体になった円板を中心棒を支点として回す方法です。
これは屋台の造り次第で90度位までかじを切ることができ、最小回転半径が小さくなる利点があります。
一方で旋回により前輪の位置が変わるので、転倒の危険、前輪片効き時の旋回部への偏荷重、かじ取りへの負担などの負の面も生じてきます。
その点、自動車などにも採用されているナックル方式は、前輪とかじ取り旋回部をタイロッドリンクで繋ぎ方向変換するので、前輪の位置移動が無く屋台の踏ん張りが利きます。
また、軸受への偏荷重がなく、リンクを介しているためかじ取りが安定します。
切れ角は最大45°位までですが、最小回転半径は前輪の幅(トレッド)と前後輪の長さ(ホイールベース)で決まってきます。
省エネの取り組みへの第一歩は、燃料から熱量を取り出す燃焼機器=バーナーです。
これがしっかりしていないと、その後の工程をスムーズに進めることが難しくなります。
故障頻度の少なさ、動作の安定、良好な燃焼性能の継続。
その上、熱交換機の熱効率も活きてくるので製品コストも下がります。
バーナーにこだわる理由がここにあります。
温風、熱風をガンタイプバーナで作るには、間接式熱交換機がクリーンで設備投資も少なく済みます。
その為にバーナ燃焼と熱交換機の効率に最大限の💪を発揮してもらう必要があります。
主役となる燃料は大気中の空気の20%ほどの酸素と化学反応して熱を出すので、ここをキッチリ押さえておかないと、空気量が少なくても多すぎても燃料費を減らすことはできません。
バーナーは炎の温度が下がり、熱交換機はススが増えます。
新設、又は今使用されているバーナと間接式熱交換機は、マッチングテストで最適なエアーの設定値を見つけることができます。
スモークテストと燃焼排ガス分析はその唯一の手段となります。
灯油、重油など液体燃料の燃焼を決定づけているものに、バーナー先端に付くディフューザーと呼ばれる円板状の部品があります。
円板の真ん中には丸形の穴があり、ここでノズルが燃料噴霧します。
周囲には放射線状のスリットが起こされていて、エアー旋回流が作られます。
どのバーナーもファンからの風がここで圧力差を生じるので、風速にスピードの差が出ます。
そこに、噴霧による燃焼かすや吸い込まれたホコリが付着して、炎の完全燃焼を妨げてしまいます。
ファイアーターボバーナーは、汚れが付着しやすいディフューザーの炉側であり燃焼側を掃除しやすく設計されているので、簡単なバーナー点検で高性能を維持する事ができるのです。
屋台の最初の頃は木製の車輪で軸は堅木を使い、減速や止まることは人力で行われていたと思います。
今日でも長い歴史を持つ祭りの屋台は、その方式を現在に残しています。
のちに舵取り旋回部を付けることで方向転換を簡単にし、耐久性を持つよう車輪には鋼の輪を巻き、鋼の車軸を使うようになっていきます。
そうなると摩擦力は減り屋台の車速は上がってくるので、整備された道路上では舵取りの動きとブレーキによる危険回避は必須条件になります。
地域の伝統的な神事に使われる大切な屋台だからこそ、安全性には細心の注意を払い祭行して行きたいものです。
荒茶の製造工程で、蒸し現場を重要視する製茶工場は少なくないと思います。
生葉流量計、蒸機、蒸気ボイラ、どれも更新の有力候補です。
中でも蒸気ボイラから発生する蒸気量は、蒸しに大きな影響を及ぼしています。
蒸気量の数値一桁台で蒸し度が変わるため、正確なマイコン蒸気流量計は大変重宝します。
花瓶に入れるだけでお花が生けやすく、水は汚れず、ガーベラも長持ちする便利な器具ができました。
純度の高い銅をアルゴン溶接で組立てあるので、他の成分が含まれず100%高品質な銅のみで構成されています。 また、厚みのある銅板を使用し耐久性も持たせました。質感、重量感があります。
お部屋の花瓶とかお墓の花立に入れていただくと、効果テキメン。水替えが楽しくなります。
銅の輝きを大切にオーダーメイドで一つずつ丁寧に作り、”はなとも"という名前をつけました。
温暖化、さらに湿度も高くなっていることで、抗菌性を持つ製品への必要性が増しているように感じます。
そこで、これまでに培ってきた技術、知識を活かして、皆様のお役に立てるような抗菌グッズを作り始めました。
効果も確認テスト中です。
屋台の足まわりに携わるようになり25年が経過しました。
その間、様々な方式を学ぶ機会に恵まれ、また地域を活性化させる大切なツールであることも分かり、興味が沸くのと同時に製作者としての大きな責任を感じています。
屋台は神事に使われる大切なものである、と同時に公道上を移動するものでもあります。
その為、危険を回避するための方向転換機具やブレーキは必需品になっています。
安心して長く使える足まわりを作り続けて行くことが、地域の活性化に繋がっていくことを願っています。
油、水、圧縮空気などを使用する場所まで届けるには配管が必要になってきます。
流体の種類、施工する距離に応じた適切な管径(太さ)を選択することで、流量や圧力の損失を防げます。
バーナー、ボイラーに使う油配管や水道、エアー配管には、機械が長期間、能力発揮できるネジ切り配管を心掛けています。
バーナは、ガスや灯油、重油を燃焼して熱エネルギーを効率的に得ることができる便利な機具です。
現在主流になっているガンタイプバーナが、性能、効率の面でも優れています。
故障が少なく安定して使えますが、長い年月の間にはトラブルが生じることもあります。
油燃焼バーナーを例に取ると、バーナー修理時に最初にチェックするのは点火系になります。
トランス、点火棒の点検を通して、スパークの確認をします。
問題がなければ、次に油の噴霧状態の確認をします。このときノズルは使用経過時間を目安に交換します。
そして圧力計の油圧確認、エアーダンパーの動き、空気量の変化の有無を見ます。
着火しても、少しの時間で消えてしまう場合は、ガス、油燃焼バーナ共に火炎検知器の汚れ、不具合によることが多いです。
時を経ても変わらない、製品の美しさ。
加工や溶接のしやすさ。
熱やサビに強いという信頼性。
そして鋼と同等以上の剛性の高さ。
製品作りがとっても楽しくなる材料がステンレス鋼です。
この度、そのステンレスに新しく仲間が加わりました。
二つの組織で構成され、単体の弱点をカバーできる新たな二相ステンレスです。
性能テストして製品作りに是非とも応用していきたいと考えています。
現代社会では機械の摺動部分のあらゆる箇所にベアリング(軸受)が使われています。
軸受には転がり軸受と滑り軸受があり、摩擦を減らす方法に大きな違いがでます。
バーナー部品ではモーター内部に転がり玉軸受、エアー調整ダンパーにはホコリに強い樹脂系滑り軸受。
アゲっぴー支点には異物の混入や水に強く、無給油で使える滑り軸受。
祭り山車(屋台)のかじ取り旋回部には転がり円筒ころ軸受、又は操作フィールを重視して高力黄銅系合金の滑り軸受。 車軸受には異物、衝撃の強さを考慮して金属又は複層系滑り軸受など。
これは一例ですが、このように使う箇所や特性により使用するベアリングの使い分けをしています。
側溝清掃に、とっても便利なアゲっぴー。
使うとき、ちょっとしたコツみたいなものがあります。
それをするだけで、超カンタンに側溝ふたの開け閉めが二人で出来るようになります。
ただ、ダンプが乗っても大丈夫なように側溝ふた自体が50~60㎏もあるので、そこは覚悟してくださいね。
では…
先ずは、外したい側溝ふたを決めます。
そしたら、その側溝ふたの両側にある切り欠き部分をお手持ちのバールで上下に動かしてみます。
動くようなら、アゲっぴーで両側の切り欠き部分をつかみ持ち上げ作業に入ります。
バールでもビクともしないようなら、その側溝ふたは固着してしまっているので諦めて隣りに移ります。
そのような側溝ふたの所は、専用のステンレス鍬(鋤簾)で掻き出すようにします。
持ち上げは、滑り止めグリップの付いたハンドルをそれぞれの人が両手でしっかりと握り、上下に揺らしながら引き上げるのがコツです。
側溝ふたの厚み分より上がったら、横移動して地面に降ろします。
これで取り外しは完了です。側溝掃除や落とし物の回収などができます。
取り付けは、外すことで側溝ふたの間には隙間ができ重力も味方してくれるので、より簡単、安全に作業が終了します。
荒茶などの製造工程において、初期乾燥に必要とされる熱量は工程全体の6割以上を占めています。
当然のことながら、ガスよりも輝炎エネルギーが強く燃料費も安く済むA重油にメリットが出てきます。
そのためにA重油の消費量を減らし、ガスと同じかそれ以下にCO₂排出量を押さえていく必要があります。
バーナーは、火が着いて煙が出ていなければ同じと思っていませんか?
ガスと違い液体燃料を霧化して大量の熱エネルギーに変換するので、バーナー性能に差が出てきます。
それは燃焼後の煙突で測定する排ガスデータで知ることができます。
バーナーを活かすことで熱風発生機(火炉)が生き、火炉の熱を活かすことでお茶が生きてきます。
これからの世の中を変えていくと思われる AI技術。
炎の燃焼には、どのように関わってくるのでしょうか?
AIが燃料と空気を最適な状態に保ち、燃焼効率を更に上げていけることが理想なのですが、暫くはバーナーの運転操作を進化させる方向にいくのではないかと思います。
今まで人の経験に頼り操作してきた部分をAIが受け持ち、時間の短縮や生産性の向上が可能になります。
"空気を押し込むパワー”
これが弱いと、様々なトラブルの原因になります。
その為、バーナーファン開発は インペラー(羽根車)とインボリュート曲線で構成されるファンケースで、ハウジング(本体)の内部圧力を上げることに技術を集中します。
そして得られた静圧の高い空気を利用し、安定燃焼に必要な空気差圧をバーナー先端で作り出すことで、炎を完全燃焼させています。
さびの少ないことが名前にも使われているステンレス鋼を、以前から製品作りに多用しています。
鋼種は、マルテンサイト、フェライト、オーステナイト、析出硬化系などの種類があり、主要成分%によって細かく分かれ性質も異なります。
温度、湿度、時間による酸化スピードは鋼種により差が有りますが、合金鋼だけあって耐久性には特筆すべきものがあります。
鉄と同じかそれ以上の強度を持ち、塗装無しで安心して長く綺麗に使える材料がステンレス鋼です。
火炉を作っているとバーナーのことがよく分かります。
バーナーを点検、調整していると火炉の調子の良否が見えます。
火炉はバーナーの違いが効率、燃費に出やすいと言われています。
燃料が他に比べ比較的安価で、消費量も少ない=CO₂削減できる重油燃焼バーナーで、火炉の長所が生きてきます。
バーナはファンに何を使っているかで決まる、と言っても過言ではありません。
外からは見えないところで、高速回転しながら燃焼用空気に圧力をかけて送る重要な役割をします。
そのため、回転数が高い2極のモーターシャフトにダイレクトに取付けられます。
ほこり、湿気によるサビの影響を最も受けやすい部品であり、燃焼性能にも直接関係してきます。
耐久性や掃除が簡単なことも必要になります。
意外なところでは熱風発生機の内部破損トラブルに対処できる、バーナ能力にも大きな差がでることです。
コロナ禍からの世界経済回復、ロシアによるウクライナ侵攻、アメリカの利上げによる円安などにより燃料価格が高止まりしています。
製茶に使われる熱風発生機の燃料代も、例外ではありません。
煙管にツイストプレートを入れることは、熱効率を上げる意味でも理にかなっています。
効果を最大限に発揮できるような方法で使用することは、燃費や維持管理の為にも大切になります。
ガンタイプオイルバーナーは、先端に燃料を高圧噴霧する油噴霧ノズルが付いています。
これひとつで燃焼量から噴霧角度、噴霧パターンまでを制御し、燃焼の良否に直結する部品です。
使用時間が限られる消耗品なので、バーナーへの取り付け方法はどれも共通します。
ノズル製造メーカーとしては、ハゴ、ダンフォス、デラバン、モナークなどがあり、熱風発生機にはハゴ、デラバンのSS、Aタイプ、60°、製茶ボイラーにダンフォスのBタイプ、45°の組み合わせで使用します。
燃焼炉への適合性を考慮しての選択です。
バーナー修理時は、不完全燃焼による燃費悪化や故障の原因が真っ先に疑われるものなので、燃焼炉に合う各種ノズルを常に携帯するよう心掛けています。
製茶に使用されるボイラーには、水位の高さを調節できる電極式自動制御装置が付いています。
水位の検出位置は4か所ほど有り、蒸気に含まれる水分を微妙に変化させる目的があります。
この便利な機能により、季節ごとの茶葉の蒸しに最適な蒸気を作り出すことができます。
炎(ほのお)とバーナー燃焼。
燃料が無駄なく炎となり、光と熱に変わっていくのを知るには、どのような方法が考えられるでしょうか。煙突から煙が出ていなければ、空気量はほぼ適正に近いと判断します。
しかし、炎の排ガスである煙は、目に見えなくなっても何か熱くモヤモヤっとして、実態をつかみづらい所があります。
炎の内部で実際に起きていることを知るには、排ガスを分析してみるとよく分かります。そして、燃料を無駄なく燃すことができるようになります。
熱風発生機から吐出される空気の温度は、自動の場合、制御盤の温調器からの温度センサーにより制御されます。
熱交換された空気の温度を センサー先端部が感知することで、バーナーが作動し希望の熱風温度にします。
そのため、温度センサーの測定精度と取り付け位置はとても重要になってきます。
一か所で測定する場合は、熱交換器の過熱防止の観点から、熱風発生機の吐出口近くのダクト中央付近にセンサー先端がくるように取り付けます。
また、年数経過したものは新品交換、又は温度の校正をします。
正確な温度でバーナーがレスポンスよく燃焼動作を繰り返すことが、燃料消費量の削減につながります。
埃、湿気のある場所でも高性能を発揮することを目的に、オリンピア工業と開発したバーナーがあります。
CO₂削減に、製茶はもちろん様々な場面で活躍する Fire Turbo Burner
<新技術の紹介>
其の一 吸入口に15㎜❒のパンチング保護カバーを取り付け、エアーフィルターを廃止。
其の二 アイナット式ヒンジでバーナーの開閉が容易。大きく開口し、先端部品がすべて外に出ます。
其の三 着火トランスと点火棒は、安全キャップを使用した、熱やホコリに強い外部接続方式。
其の四 燃焼性能を確認でき、維持管理に役立つバーナー内部圧力測定口付き。
其の五 ホコリ、サビによる性能低下のないステンレス製ストレートターボファン。
其の六 エアー調節は、反応が速くホコリに強いソレノイドダンパー方式。
其の七 オリンピアOM-Nシリーズで実績がある、オイルポンプと同軸モータの採用。ゴムカップリングがなくなりました。
其の八 省エネ対策に、燃焼排ガス分析からバーナー設定しています。
性能をアップし、高いメンテナンス性を考慮した製品です。
ガンタイプバーナーの燃料制御方式にはOn-Off、Hi-Lo-Off、比例があります。
製茶機械で広く使用されている方式はHi-Lo-Offで、熱風温度の維持は低燃焼(Low)、高燃焼(High)の繰り返し、或いは低燃焼から高燃焼そして全停止(Off)です。
Hi-Loの繰り返しが連続燃焼、Offが入るのが断続燃焼となります。
同じ使い方で熱風発生機の効率を上げCO₂を削減するには、連続と断続のどちらが省エネ運転でしょうか。
一見すると、停止がある断続燃焼のほうが燃料消費が少なく感じます。
しかしバーナーと熱風発生機を合わせて見ると、
(燃焼炉の中では、停止ー着火から完全燃焼に移行するまでに、毎回のタイムラグが生じている)
このことから、起動ー停止を繰り返すよりも燃焼は連続していたほうが良いことが分かります。
また、バーナー停止時は熱風発生機の内部に自然通風による熱の損失が生じ、着火後の高燃焼時間が長くなる傾向があります。
夏場の気温が上がる時期や風量を下げ停止が必要になるとき以外は、連続燃焼が省エネ運転になります。
こんな経験はありませんか?
バーナーの火は着いているのに熱風発生機の温度が上がっていかない。
時間を要するようになった。
このようなときは、バーナーの供給空気の不足が考えられます。
吸入口の詰まりはありませんか。
エアーフィルター付きバーナーの場合、フィルターの年数が経過し茶色に変色していると、マット詰まりしている可能性があります。
空気が不足して不完全に燃えると、燃料の化学反応エネルギーは三分の一以下しか利用できず、火炎の温度は下がります。
バーナーの火炎温度は供給空気量の変化で、何百度も低くなることがあります。
世界が求めるCO₂削減に向けての取り組みが、製茶機械(荒茶機)に使用する熱風発生機にも必要になってきました。
CO₂削減=燃料消費量を減らすことですが、燃焼量を少なくしてしまうと荒茶の品質に影響します。
火力は変えずに時間を短くすることで、解決の糸口が見えてきます。
熱風発生機の効率とバーナーの燃えている時間の関係から分かり易く見てみると、
1・熱風発生機の着火から必要な設定温度に到達するまでのバーナーの燃焼時間
2・設定温度を維持して緑茶を製造していくためのバーナーの燃焼時間(消費量の多い高燃焼)
このふたつが短かくなると燃料消費が減り、CO₂の削減になります。
そのためにも、バーナーの燃焼排ガス分析を行い、適正な空気比の管理や煙管ススの減少が必要です。
今までに各メーカーから様々な種類のガンタイプバーナーが発売されてきました。
以前に比べるとバーナー数も随分減りましたが、性能はかなり熟成されてきたと思っています。
そのガンタイプバーナーを選定するにあたって、とても重視している事柄があります。
それは、個々のバーナーの持っている、トータルの燃焼性能と燃焼安定性です。
熱風発生機の製作側として、長期に渡って熱交換の効率を維持してもらうためにも大切です。
そして注目するのがバーナーファン(インペラー)に何が使われているのかです。
燃料を燃やすための空気を供給する重要な機具になるため、燃費にも直結してきます。
ファイアーターボバーナーは、ほこりやさびに大変強く、高い静圧が常に一定になるよう専用に開発されたS・T・F ストレートターボファン(ステンレス)が使われています。
熱風発生機の構成部品の中で、煙管は伝熱面積を広くし効率を高めるのに重要な役割をになっています。
燃焼ガス通過スピードは、煙管の中心部が速く、外側にいくほど管内抵抗が増えて遅くなります。
中心を通過する熱もサーと抜けやすくなります。
その煙管にツイストプレートを入れてみると・・・
燃焼ガスの旋回により熱効率が高くなることで、大きなエネルギーを取り出すことができます。
フジタの省エネ型 熱風発生機は、煙管内にその煙管とほぼ同じサイズのツイストプレートを挿入し始めてから既に35年以上が経過しました。
形状は当初からほとんど変わることなく、ステンレス製で耐久性も折り紙つきです。
もしも煙管内の掃除が必要な場合は、ツイストプレートを手前に引き抜くことで内面掃除になります。
省エネルギー対策には、無くてはならないアイテムとなりました。
北海道では、しばれる寒さ対策として建物の断熱や玄関、窓の二重保温が一般的ですが、このごろは内地の温暖な地域の建物も断熱効果を重視する造りになってきました。
皆さんの省エネ意識の高まりだと思います。
熱風発生機は、熱風温度と外気の温度差が大きいので、断熱の効果は燃料消費量に直結してきます。
熱伝導率が低く、密度の高い、重量のあるしっかりとした断熱材を熱風発生機の外板に使用することで、熱が外気へ逃げにくくなり、燃料消費量の減少につながります。
省エネ化を考えていく上で、煙突から逃げていく熱の量は大変気になる所ですね。
煙突からの排気温度が20℃高くなると熱効率が1%程度低下すると言われています。
バーナーが完全燃焼して得られる高温の熱エネルギーを、熱風発生機で如何に効率良く熱交換し、なるべく細い煙突で排気温度を低くできるかが省エネポイントになります。
また、バーナーの空気不足で増える煙管ススは、熱交換を妨げて煙突からの排気温度が高くなります。
試験炉(製茶用熱風発生機)で、定期的な燃焼ガス分析、炉内圧、煙突排気温度の各測定を実施しました。
バーナーは ファイアーターボです。
今回は新たに、使用頻度が高い温度と風量での設定値までの到達時間を調べてみます。外気温は少し肌寒く18℃。
試験炉を熱風温度110℃、吐出口風量210㎥毎分に設定します。
ファンを十分に回してからバーナー着火。
吐出口に取り付けた温度センサーからの信号で、温調器のテンプメーターの針がぐんぐん上がり始めます。
熱風が110℃に達し、バーナーのダンパーが切り替わったところでタイム計測。
着火から約3分でした。
省エネ熱風発生機を実際に使用されているユーザーの方が、温度の上がりが速いと言ってくれる理由が分かります。
この設定値の場合、ほぼカップ麺の待ち時間で使用温度に達することができるので、燃料と時間を有効に使えます。
フジタの熱風発生機 Fpowerは石油燃料、A重油の省エネ対策として、以下のことに取り組んでいます。
◦ リバース燃焼方式
◦ 煙管内ツイストプレート挿入
◦ 熱交換 放熱フィン取付
◦ 高炉圧バーナー燃焼
◦ 細径煙突(同仕様 面積比約50%減)
◦ 煙突 排気温度測定
◦ 高密度断熱材 使用(密度40㎏/㎥以上)
◦ 燃焼排ガス分析 ノンエアフィルタ ーガンタイプバーナ (供給空気量を厳密に制御)
これらの技術を採用することで、伝熱面積の拡大と熱効率の大幅な向上につながり、燃料と温室効果ガス
(CO₂)の更なる削減が可能になっています。
バーナーディフューザーとは ❓
ガンタイプオイルバーナの燃焼先端に付く、スリットが刻まれたドーナツ状の円板のことです。
バーナー製造メーカーは何種類かの製作用金型を持っていて、交換しながら開発テストを行い、セッティング調整して出荷します。
円板直径、スリット形状、つば有無など多種多様で、バーナー構成部品の中でも、燃焼性能を大きく左右する重要なパーツになります。
<ディフューザーの役割>
① 円板直径を変えることでバーナーと炉との差圧調整、火炎の安定化。
② 円板内径は火炎の着火に影響。
③ スリット形状により空気の旋回流が変わり、燃焼ガス測定データの変化。
④ スリット隙間と方向、つば有無で、燃焼時の保炎と冷却、ディフューザー裏側へのカーボン付着防止。
⑤ ファンネル形状のバーナーは、ディフューザー、ノズルを共に前後することで燃焼に大きく影響。
※ ノズルとの間隔を常に一定に保てるディフューザーの取付固定方法が大切になります。
このように、液体燃料が空気中の酸素と反応して火炎の熱エネルギーに効率良く変換するための役割を担い、燃焼調整の要(かなめ)として働いている部品がバーナーディフューザーです。
昭和30年代半ば、それまで製茶(荒茶)機械の熱源として、鋳物や耐火レンガで火室が作られた火炉(現在も通称として使われています)に大変革が起こりました。
鉄工所を営んでいた松浦さん(旧榛原町静波、現在は後継者の方が鉄骨建築業をされています)が、鋼板を溶接して作った火室を持つ重油燃焼の間接式火炉を初めて作ったのです。
当時としては画期的なことであったようです。
これをきっかけに河村バーナーさんと先代も研究を始めました。
中圧バーナの製造(河村バーナー)と配管、取付工事で実績があったので、火炉の製造は自然の流れでした。
最初のころは炉が熱に耐え切れず破損してしまったりして、失敗の連続だったようですが、徐々に技術やノウハウが蓄積されていきます。それぞれの会社がオリジナルな製品を完成させます。
ガンタイプオイルバーナが普及してきた昭和40年代半ば頃からは、熱風発生機の燃焼効率も良くなってきます。
火炉から熱風発生機へと呼び名が変わっていく時代でした。
(注: 先代に聞いた話より)
熱風発生機に送風機は必需品になります。
製茶用火炉に取り付ける送風機(ファン)は、どのような形式のものが適しているでしょうか。
現在一般的に使われているのは、羽根の遠心力を使って直角方向に風を送るシロッコファンやエアーホイルファン。羽根の回転力を使って同じ方向に風を送る軸流ファンなどがあります。
製茶機械の熱源として、個別に一台又は二台ずつ使用される火炉は、コンパクトな外観の中に熱交換器を押し込むようなレイアウトを取ることが多いため、ファンの選択には注意を払います。
製茶用火炉に取り付けるファンは、省スペースで風の吹込み面積を大きく確保したいことなどを考えると、軸流ファンが構造上適しているように思います。
軸流ファンは羽根(インペラー)の回転力により、送風に吐出流旋回という風の渦が起きることで、熱交換器の熱の取り出しが効率的に行われます。
また、シンプルでホコリに強く、点検しやすい特長を持ちます。
インペラーは翼形状に捻りを加えたアルミダイキャストブレードを使用し、角度の可変調整により高効率を追求しています。
熱風発生機の効率を上げるには、数が多い煙管の伝熱を良くすることが必要と考えています。
効率を上げていく方法として以前から採用していることは、捻りを加えた煙管径のツイストプレートをすべての煙管内に挿入することです。
煙管内で燃焼ガスがトルネード旋回流を起こすことで、高い熱伝達率を得ることを目的としています。
以前、ピッチャーとして大リーグでも活躍した野茂英雄さんは、球速を上げるために独特のトルネード投法を完成しましたが、
燃焼ガスのトルネードは、煙管内のガスを攪拌して内部の温度及び速度を均一化し、多くの熱を管の表面に伝達します。
それは、煙管を高速で通過してしまう重油の燃焼ガスの放熱を、効率良く取出し利用していくことになります。
乾燥機メーカーの依頼で熱風発生機を製作する際に、必ずお聞きすることがあります。
使用される現場環境の他に、設計上の最高熱風温度と最大風量です。
熱交換器はステンレス製なので変更の必要はないのですが、外板、ベース関連は使用環境に応じてステンレスを採用したりします。
熱風温度と風量は、定格出力量(万Kcal/時間)を算出するための計算に必要になります。
空気の定圧比熱(Kcal/㎏・℃)などを用いて得る事のできる時間当たりの必要発熱量に、
製作する熱風発生機の効率と安全余裕率を考慮したものが、その発生機の持つ能力となります。
同時に、使用するバーナーの型式と燃焼量も決まります。
このように、製作するための基準計算をすることで、温室効果ガス削減への取り組みと共に、
発熱量と耐久性に余裕がある熱風発生機を造ることができます。
ガンタイプバーナーを使用するときホコリ、粉塵の多い場所では、バーナー保護のためのエアーフィルターが必要でした。
しかし、ホコリの量に比例するようにフィルター詰まりが発生してバーナーの空気不足が起こり、気が付いた時には失火ブザー音か、はたまた屋外の煙突からの黒煙発生。
掃除して空気量が回復し、着火。 煙突からの煙が見えなくなる。ひと安心。
しかし一方で熱風発生機の煙管には、この繰り返しによりススが徐々に堆積していき、フィルター掃除しても燃焼しなくなる前に、年一回分解しての煙管スス掃除。
回数の差はあっても、このような使い方をされていた方が多いのではないかと思います。
ファイアーターボは、ノンエアーフィルターバーナーなので性能低下することなく、客先での数年の経過観察でも良い結果が出ています。
空気と一緒に吸われたホコリは、バーナー内部を高速で通過し、炉内で高温の炎で綺麗に燃されて、煙突から排ガスとして屋外へ排出されます。燃焼室、煙管内に茶ボコリの燃えカスは確認されません。
必要量の燃焼用空気の安定供給が続いて、燃焼排ガス中のO₂又はCO₂は常に適正な値を維持します。
乾燥工程に使われる熱源としてコストパフォーマンスに優れるもの。
今も、A重油を使っての間接式熱風乾燥になると思います。
発熱量当りの価格、トラブルの頻度、安全安定性など今までの実績を総合的にみても、そうなります。
良質なA重油が安定して購入できるようになっていて、供給体制も整っています。
燃焼状態を技術的にカバーして消費量も減らすことのできるものに更新することで、
温室効果ガス削減と共に今後も優れたコストパフォーマンス熱源として、しばらく続いていくと思います。
テスト炉での定期的な排ガス分析が、製品の継続的な性能確認と品質の更なる向上に役立ちます。
バーナーの性能が向上したことで、熱風発生機の更なる効率UPが可能になりました。
温度の上がりが早くなり、スス掃除がほとんど必要なくなり、燃費・環境性能が良くなりました。
燃料の種類に関係なくバーナー、熱風発生機の使い方、操作は今までと変わることなく同じです。
大切な製品の製造に安心して集中でき、火加減の調節に煩わされる心配はありません。
他社の製品をお使いの方も、スイッチONしてから終了するまで、今までと同じように使っていただけます。
ホコリ対策に適応しているバーナーの場合、吸気口に取り付けるエアーフィルターは基本的に不要です。
熱風発生機は間接加熱方式のため、燃焼ガスが直接被乾燥物と接触する直火方式と違い、燃焼ガスは煙突から外へ排出されるので、バーナーで吸われたホコリやニオイが製品に混入するという心配はありません。
エアーフィルターはホコリによるバーナーの性能低下を防ぐのが目的であり、
影響がなければ無いほうが燃焼は継続的に安定します。
ホコリの多い場所でエアーフィルターを使用すると瞬く間に詰まってしまい、以前のブログ(エアーフィルターのはなし)で書きましたが、燃焼空気量の波が起こり必要な空気比の維持ができなくなります。
バーナー吸気口に異物混入の防止カバーは必要ですが、エアーフィルターなど空気量減少の原因になるものは無くすように設計されたバーナーを使用することで、ススが少なくなり省エネにも繋がります。
断熱効果を活かすことで、省エネ対策になるのはご存知だと思います。
燃料を燃すことで得られた熱を逃がさないことは、温度の上がりが早いのと同じように大切です。
密度が高く、熱伝導率の小さい、熱間収縮温度に優れた、品質の高いフェルト状ウール断熱材を熱風発生機の外板にパッキングすると、保温効果が大変良くなり燃料消費量の削減になります。
炎の中で燃え切らずに排出されるスス。
熱の伝わりを著しく阻害して熱風温度の上がりを悪くし、バーナも失火することがあります。
煙道内に堆積したススは掃除が必要になってきます。
ススが少ないことは大切です。
ススの発生量を減らすには、バーナの適正空気量の確保と煙道内の煤煙濃度を下げる燃焼調整をしたうえで、排ガス測定で確認します。それには空気(酸素量)を継続して安定供給できるバーナと、燃焼を助ける熱交換器が必要になります。
省エネ対策としてススが少ないことは掃除の回数が減り、熱風発生機の効率を維持して燃料消費量の削減に繋がります。
燃料消費量の削減はどのように考えていったらいいのでしょうか。
省エネ対策として重要になります。
削減率をパーセント表記されていることがありますが、少し分かりにくい所があります。
乾燥工程に使われる熱風発生機の場合、バーナ着火から使いたい設定温度までの燃焼時間、その設定温度を維持するための燃焼時間が短くなることが、燃料の削減を考える上で分かりやすく、使い易い目安になると思います。
燃焼時間が短くなる=燃料消費量が少なくなる(但し燃焼量は同じかそれ以下とする)で見てみますと、
同じ風量で燃焼時間を短くするには熱風発生機の効率が良くて温度の上がりが早いことが必要です。
省エネ対策として熱風温度の上がりが早いことは、様々な状況に左右されることのない判断基準となります。
謹賀新年
本年もどうぞよろしくお願いいたします
炎は空気が適量の時はディフューザの周りに明るく光り輝いて見え、情報は色や明るさ、形状に現れます。
バーナ手前にある覗窓(のぞきまど)から目視することができ、リアルタイムで炎の状態を確認できます。
日頃から炎を見ることを習慣にしますと、燃焼の違いが分かる楽しみが増え、トラブルの早期発見にも繋がります。
炎をじっと見て、光と熱を感じてみて下さい。その先に温室効果ガス抑制が見えてきます。
風の ちから で熱を動かす。
熱風発生機のファン能力が試される場面です。
熱交換器の中でバーナが燃焼することで得られた熱は、金属の熱伝導という作用により、燃焼室、煙管、煙室チャンバーの外側に伝わっていきます。
自然対流が働いて空気の移動が起こりますが、燃焼ガスの温度が圧倒的に高いので放熱がついていかなくなり、炉壁の温度が上がります。
その熱くなった炉壁外側へ、ファンが風の吐出流旋回で強制的な対流を起こし、熱風として外部に取り出します。
ファンにより、炉壁の冷却と熱の取り出しが同時に行なわれます。
熱風発生機にとってファンが如何に重要かがお分かりいただけると思います。
熱を風に乗せて運ぶ、風を操ることのできるファンを設計することで、
熱風発生機が活きてきます。
煮る・蒸す・など 加工された製品を乾燥する為の重要な熱源として、熱風発生機は広く使われています。
それは熱風発生機が、大量の熱量を必要とする乾燥工程でのコストパフォーマンスに優れ、安全で使いやすいというメリットを持つためです。
このように生産現場で活躍している熱風発生機に、燃料消費を減らしCO₂削減を求めていくには何が必要になってくるでしょうか。
第一に熱効率の良いこと、次にその熱効率を維持できること、そしてその性能を活かすためのバーナー及び配管機器の点検が大切になります。
せっかく良い機器を買ったのに活かしきれていない、と感じる場面もあるのではないでしょうか。
いつも熱風発生機に100%の仕事をしてもらうには、多岐にわたる製造現場でのメンテナンスを行なうことで、使いやすくなり良い結果をもたらします。
温度制御との連携、煙突のドラフト圧、燃料タンクからの送油管内圧などの変化を確認する中で、現場での必要に応じた点検、運転調整をします。
製品の持っている性能を、最大限に発揮させる。
チューニングにはそのような目的があります。
そのために、メーカーにより製造、木枠梱包されて手元に届く製品(バーナ)を一度取り出し、現場での使用状況に合わせたチューニングをしていきます。
バーナを自社試験炉に取り付け、燃料配管、制御盤への電源接続を終えたら燃焼テストに取り掛かります。
最初は出荷されたままのノーマル状態で着火し、炉への適合状態をみてからメーカー出荷時の燃焼テストデータとの確認作業をします。
そこで問題なければ、性能を上げていくための調整に入っていきます。
年間を通しバーナ本来の持っている性能を、安定して最大限に発揮できるように、着火、低燃焼、高燃焼、切り替え等、各タイミングスピードと外気温(時間帯)を変化させて、燃焼状態を見ていきます。
その場合は燃焼排ガス分析装置と差圧計の数値を参考にして、バーナの覗窓から炎の状態を常に確認しながらの、経験に基づいたチューニングになります。
そしてバーナメーカーの開発テスト基準値に適合した、
安全で使いやすく、性能を最大限に発揮するオリジナルのチューニングバーナができます。
今年の夏も、とても暑かったですね。
温室効果ガスの影響なのでしょうか。
排出炭酸ガスは、私達が住んでいる地球のためにはもちろんのこと、各個人の経済的にも減らしていくことが求められていると思います。
ある一定の熱量を必要とするには、何らかの形で持っているエネルギーを変化させる必要があります。
変化したエネルギーを無駄なく使うことは、省エネになります。
例えば、バーナに10ガロンのノズルがついていれば、1時間に約40リットルの化石燃料が火炎の熱に変わるわけですが、この熱の有効利用に効率の差が出てきます。
効率が高いと多くの熱が熱交換のために使われて、煙突からの排ガス温度は下がります。
また、熱交換効率の高い熱風発生機は、熱風温度が早く上がることでバーナの燃焼時間が減り、排出炭酸ガス量を減らすことができます。
熱風発生機を効率良く使用していくためには何が必要でしょうか。
熱交換効率の高い熱風発生機、燃焼性能の良いガンタイプバーナ、正確な温度制御装置、適正な煙突排気、
スムーズな燃料油の供給などが挙げられると思います。
その中でも実は・・燃料消費量を下げるのに大変重要な役割を担っているパーツがバーナの中にあります。
それはバーナ先端に固定されている、ディフューザと呼ばれるスリット付き円板です。
保炎板とも言い、取り付けはノズルアダプターにねじ止め、又はドラフトチューブ内側にねじ止め固定、
圧接で固定してあるものもあります。
固定位置はかなり重要で、各バーナとも正確に調整して出荷されます。
掃除は必ず必要になってくるので、ヒンジ開放時にディフューザが外に出るタイプのバーナが、取り外しの必要が無く保守点検に便利です。
燃焼空気の差圧を生み出し、燃焼空気を旋回させ、噴霧燃料の渦発生による高温循環域を作り出すことで、
バーナ各社により様々な大きさ、形状が開発されていて、燃焼性能を大きく左右します。
オイルバーナのノズルチップをじっくりと見てみると、メーカー名の他に、
容量、噴霧角度、噴霧の型(パターン)が刻印されているのが確認できます。
容量は時間当りの噴霧量をガロンで表したもの、噴霧角度はノズル先端の噴射角、噴霧パターンは噴射されたオイルが描く断面模様。
容量は温度制御のために必ず確認しますし、噴霧角度は燃焼室構造によって45°、60°などを選択したりします。しかし、噴霧のスプレーパターンまでは気にしない方が多いのではないでしょうか。
型式記号は噴霧角度の隣に刻印されている“あれ”です。
アルファベット1~3文字で表記されています。
メーカーによってアルファベット表記のしかたに違いはありますが、パターンは大まかに分けて、
オイルの霧が満遍なく噴霧される●型とドーナツのように噴霧される◎型、両方がミックスされた型などがあります。バーナと熱風発生機のマッチングにはこのスプレーパターンを考慮してテストしています。
ノズルチップはアメリカ又はドイツ製であり、各メーカーの各スプレーパターンをテストしてみることは、
なかなか難しいのですが、手に入る物の中でメーカーが違っても容量、角度と共にスプレーパターンも注意して合わせていく必要があります。これがバーナの調子を維持し、熱風発生機を調子良く使っていくことに繋がります。
バーナにおける最適空気比(バーナが燃料を全て燃やすために供給される空気量 / 完全燃焼に必要とされる理論空気量)の理想値は1ではなく、約1.3になります。(約30%の過剰空気量)
1だと燃焼に空気がいきわたらない所が出てきて最高燃焼温度に達することができず、
1より少ないと燃料は燃えきらないで不完全燃焼になってしまいます。(煙管のススの原因)
それならば白煙がでない程度に空気量を多くすれば安心かといえば、そうでもありません。
余分な排ガス量が増えて、温度の高い排ガスがステンレス煙突を変色させていきます。
また、熱の損失も大きくなってしまいます。
そこで、バーナの空気比を適正にチューニングして
ボイラ、熱風発生機の省エネを行う必要が生じてきます。
燃料やバーナ・熱風発生機の構造によって微妙に異なってくる適正な過剰空気量は、
排ガス分析装置で炭酸ガス、一酸化炭素、酸素を測定することで、
燃焼効率の良い状態を見つけることができます。
ほこりの多い所でエアーフィルターを使用する場合は、最初から過剰空気量を少し多めに設定しますが、
早めの掃除と交換が必須となってきます。(運動時のマスクと同じです)
火炉の燃焼と温度センサーの位置には、とても密接な関係があります。
火炉の熱風温度はバーナの低燃焼、高燃焼、全停止を温度調節器からの信号により維持されるわけですが、
その温度調節器から延びた温度センサーをどこに付けるかによって、随分動き方が変わってきます。
基本火炉の熱風吐出口すぐのところに付けるのがベストです。
それによりバーナの燃焼切り替えのレスポンスが良くなり、火炉の性能が活きてきます。
製品になるべく近くにと火炉から離してセンサーを付けたり、
熱風の通り道から外れた場所にセンサーを付けてしまうと、温度ムラが生じやすくなり
火炉に大きな負担をかけることになります。
バーナと火炉は、とても密接な関係で結ばれています。
通常ガンタイプバーナ(以下バーナ)と呼ばれるものは火炉の燃焼室内において、
常に一定量の空気が供給されて火炎温度が維持される状態でなければ完全燃焼することは出来ません。
外で燃すのは着火テストの時くらいです。
火炉の場合ハゴ社製のバーナノズルにこだわるのも理由があります。
一方で火炉は燃焼室内でバーナが完全燃焼してくれないと、
火炉の性能は高くてもススが堆積していき上手く熱交換が出来ません。
このようにバーナと火炉は互いに支えあって、
それぞれの性能をバーナの完全燃焼という形で最大限発揮します。
この組み合わせで、過去に東亜熱研のZバーナが高性能バーナとして広く普及したことは記憶に新しいことと思いますが、
今は使いやすく性能進化したファイアーターボ(エフバーナ)が後継機種としての役割を担っています。
火炉の性能向上には欠かせないアイテムです。
ズバリ、それは効率をとても良くする為なんですね。
熱交換は、沢山ある煙管に効率を依存していることが大です。
つまりその煙管に100%の力を発揮してもらいましょうということなんです。
煙管の中にツイストプレート(排ガスに直接触れるためステンレス製が望ましい)を挿入することで、
今までただ真っ直ぐに通り過ぎてしまっていた燃焼ガスを、かき混ぜて温度分布を均一にし、
さらに通過時間も長くすることができるようになります。他にも良い事がたくさん有りますが主な2つはこれです。
これにより、高い熱量を持ったまま煙突に抜けてしまっていた燃焼ガスを、
有効活用し燃費を大幅に上げることができるのです。
ただ注意点としては燃焼状態が一定しないようなバーナーですと、
逆に煙管がすすで詰まってしまうというような事にもなりかねませんので、充分お気を付けください。
そして正しい方法で使われる中で、煙管1本1本にツイストプレートを挿入することにより、
燃料消費量を減らし温室効果ガス削減に貢献していくことが可能になっていきます。

オリンピックイヤーが始まりました。
前回の東京オリンピック年の創業から56年が経過し、私達は今から新たなステージに入ります。
テーマは 「温故知新」
これまでに得てきた技術を基に、地球環境に優しく永続可能な社会づくりに役立てる製品をこれからも作り続けて行きます。
今回紹介するのは、(側溝清掃の助っ人)アゲっぴーです。
昨年の豪雨被害、台風19号による被害は記憶に新しいことと思います。
近年の集中豪雨は、想定外という言葉が頻繫に使われるようになって来ました。
側溝から水が溢れて道路、家の中が冠水のニュースが度々流れます。
側溝の流れを良くすることは必要ですが、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。
年1回の町内一斉清掃の時も、掃除するためには重い溝蓋を取り外す必要があり、終わったら元に戻さなくてはなりません。
何か便利な道具はないものだろうか? 皆さん感じている事だと思います。
15年程前になりますが、2人用の試作機を作ってみました。
1人用も作りましたが、車輪が必要で取り回しも良くなく危険度が高くなり、時間当りの作業能率も悪くなります。
特許出願して実際に機具を使っていくことで、良い点、悪い点が見えてきます。
町内一斉清掃後の改良を毎年加えることで完成した、自信をもってみなさんにお勧めできる製品です。
2010年(平成22年)1号機から今日まで、ファイアーターボバーナは故障無しの記録を続けています。
経年劣化も無く、性能を維持したまま早9年が過ぎました。
エアーフィルター無しでもメンテナンスフリーで完全燃焼し続けるバーナは、火炉製作側から見ても大変有り難い事です。オリンピア工業の技術の高さだと思います。
バーナを交換することで、
故障の心配がなくなり
煙突から黒煙の心配がなくなり
毎年の煙管パイプ掃除がなくなり
火炉の性能が良くなり重油消費量を減らすことができたら、素晴らしいと思いませんか。
是非、この性能を体感していただけたらと思います。
そして、バーナの安定が火炉の安定になり製品の安定につながっていくことを確信しています。
ファイアーターボバーナFTB-30,40,50
1 従来のバーナに比べ燃料を高い効率で、安定して熱エネルギーに変換でき
故障も非常に少なくなった最新バーナです。
2 吸気の方式を変えたことで、すすを極端に減らすことができ、
既設の熱風発生機の性能を100%活かせるようになった最新バーナです。
3 バーナは、炉の性能を決定する最重要なツールです。初期投資が必要ですが、
ランニングコストに大変優れ、火炉とバーナの相乗効果により燃料の節約になること大です。
| バーナ制御 安全性 |
点検・掃除 | 燃費 環境性能 |
部品交換 修理 |
加圧燃焼 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 従来のバーナ | ◎ | △ ドラフトチューブ ディフューザが炉内に残る |
△ エアフィルタ‐に付着するほこりに左右される |
〇 一部に欠品するバーナあり |
× 基本的に 炉圧なしで使用 |
ファイアー ターボバーナ |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
(スマートフォンで見にくい場合は、 パソコンでご覧ください)
10月になっても何だか暑い日が続いていますね。今年最後のお茶の製造が行われています。お疲れ様です。
新聞を見ていると石油をめぐる世界情勢、地球温暖化に関する記事が毎日のように出ています。
将来に向かって何とかしていかないと大変なことになりそうです。
茶製造で燃料費を下げていくことは、様々な意味で将来につながっていく
とても大切なことだと確信しています。
そして新開発のファイアーターボバーナは、燃料を高い効率で安定して熱エネルギーに変えられ、
故障も非常に少ない機具です。
エアフィルターなしで使い、ススを極端に減らせる、
既設の火炉の性能を十分に活かすことができるバーナです。
乾物製造の燃料消費量を下げるには、常に適正なバーナ空気比(排ガス酸素濃度)を維持することがとても効果的です。
今までの経験上エアーフィルター取付のバーナは、ほこり付着、詰まりによる不着火等のトラブルを意識するあまり、空気比を過大(煙突からの白煙が見えない程度)に調整していました。
エアーフィルターを外してしまうと、ほこりによるバーナファン能力低下が起きます。
また、ダクトで屋外からの吸引にすると空気抵抗増大により燃焼量低下、暫くすると振動燃焼や失火そして本体劣化を引き起こすことが多々ありました。
これからの時代は、燃料消費量の多い所(製品水分量の多い所)ほど特に、空気比低減チューニングが正確にできるバーナを使って燃料消費と故障を減らし、利益を上げていく体質を作っていくことが大切だと思います。
じつは・・・早くに実行されてランニングコストを他より下げているお客様が何人かいらっしゃいます。
まずはバーナを変えてみることです。確実に変わります。
雨と蒸し暑さの中、三茶本当にお疲れ様です。
また、ファイアーターボバーナをお使いのほとんどの方々に性能の良さを実感していただけるようになり感謝申し上げます。
今回は発熱量と燃焼温度のことです。
乾燥で広く使われている重油には、元素成分に炭素(C)が約85%ほど含まれています。
この主成分の炭素が燃えて発生する熱量は、バランスのとれた完全燃焼の場合
C(炭素)✙ O₂(十分な空気中の酸素)=CO₂(炭酸ガス)+約8100KCal となり
炭素1kgに対して8100キロカロリー程の熱が出ます。
しかし何らかの理由で空気が足りなくなり不完全燃焼になると
C(炭素)+ 1/2O₂(不足する空気中の酸素)=CO(一酸化炭素)+約2435KCal
発生する熱量は 1/3以下になってしまいます。
空気をしっかり送り込めているかが発熱量の差に現れます。
いままでのバーナで、高温で燃えているのに熱風温度が上がっていかない、時間がかかるという経験はないですか?
発熱量がこのように下がるとバーナの燃焼温度が400℃以上も低下するのです。
早めに省エネ対策を進めていかないと、これからはランニングコストの面で不利になります。
皆さん、こんにちは。
今回は省エネルギーに重要な燃料消費量が簡単にわかる方法をご紹介します。
まず、準備といたしまして…
1.ヒンジを外してバーナを開けます。
2.バーナノズルに刻印された容量を調べます。
(ハゴなら4.00、ダンフォスは U S gal/hの下に4.00と表記されています。単位はガロン/時間)
3.ノズルアダプターに取り付けてある、低燃ノズルL(点火棒に近い側)、高燃ノズルHの2箇所です。
確認していただけましたか?(分かりにくいときは、点検整備している機械屋さんに何ガロンが付けてあるのか聞くといいです)
今回は低燃L=5.00、高燃=6.00が取り付けてあると仮定して、話を進めます。
熱風発生機の送風ファンにおいて、ダイアルを高めの設定(7~8以上、200㎥/分位)で回してみて下さい
熱風温度は100度位の設定値に。(但し、テフロン加工品が使われている場合は、変形等に充分ご注意ください)
バーナスイッチをいれ、バーナのぞき窓から着火確認が出来たら低燃焼消費量カウント開始。
数秒後に、のぞき窓から見える炎の勢いが増すと同時に、ソレノイドダンパーが "カチ”という音と共に切り替わったら高燃焼消費量カウント開始です。
〈着火時の低燃焼消費量の計算〉
バーナ油圧計を確認し表示が0.8Mpa(約8kg/㎠)の場合、ノズル容量1.00は約4ℓ/h(1時間に約4リットルの噴油量)なので、
低燃焼は Lノズルのみ燃焼し、5.00×4=約20ℓ
毎秒にすると、 20÷3600=約0.0056ℓ/s
毎分にすると、 20÷60=約0.33ℓ/min
切り替わりが10秒後とすると、約0.056ℓが着火時の低燃焼消費量となります。
〈設定温度までの高燃焼消費量の計算〉
次に、高燃焼カウント開始から例えば15分ほどで(外気温により変化する)100度の設定値に達し、ソレノイドダンパーが下がり低燃焼になったとすると、
高燃焼はLとHノズルが同時に燃焼するので (5.00+6.00)×4=約44ℓ/h
毎分にすると 44÷60=0.73ℓ/min
15分だと 0.73×15=約11ℓが設定温度までの高燃焼消費量となります。
このあとは、100度の設定値を維持するため低燃焼、高燃焼の繰り返しに移り、毎分0.33ℓと0.73ℓが消費
されていきます。
この場合、低燃焼は温度保持、高燃焼は昇温の役割が大です。
また、断続、全停止使用時は着火後の高燃時間が長くなり、設定温度も振れ幅が大きくなる傾向があります
例えば、1時間内が低燃、高燃、半々の比率と仮定すると、(バーナの空気比調整、熱風発生機の性能、外気温により比率は大きく変化する)
低燃焼は0.33×30(トータル分)=約10ℓ プラス 高燃焼は0.73×30(トータル分)=22ℓで
合計約32リットルが1時間の消費量となります。
今回の設定で着火開始から半日(6時間ほど)低燃、高燃の繰り返しで稼働した場合、
0.056ℓ「着火時の低燃焼消費量」+11ℓ「設定温度までの高燃焼消費量」+(32ℓ×6H)=約203.06ℓ
このような方法で、その時々使用状況に合わせた燃料消費量を知ることができます。
〈燃料消費量と燃焼時間はイコールの関係〉
省エネのために出来ることは?
燃焼に必要な空気量を正確に供給できる燃焼分析されたバーナに取り換えると
①燃焼の発熱量が高まり火炎の温度が上がることで、燃料消費量の多い高燃焼時間の比率を著しく減少させることができます。
②熱風発生機内の熱伝達を阻害する"すす”の堆積をなくす効率の良い燃焼が続き、昇温が早く、高燃焼時間が少なくなり燃料消費量が大きく減少することになります。
③製品へのリスクが無く熱風発生機を省エネにでき確実な方法です。
令和になって早一か月ですね。
もうすぐ二茶が始まろうとしています。
単価安になっていっても採算のとれる生産体制にしていくためには、何が必要でしょうか。
今まで、ほとんどの方々が手付かずになっているもの、しょうがないと諦めているものの二つ。
それは、燃料代と修理費です。
ここを如何に節約していけるかどうかがポイントになります。
性能の良い、作りのしっかりした燃焼機器をチョイスして長く使っていくことには、このような理由があります。
令和、スタート。
おめでとうございます!
お祝いの仲町祭囃子(長藤)、東5丁目屋台引き回し等々、始まりました。
これから、いろいろ楽しみです。
新元号 令和 おめでとうございます。これから楽しみです。
バーナの燃費を決定づける要素の一つである(空気比の安定)のためには、エアーフィルター付きでは
難しいと思います。ほこりの多い所で使うときはファンの性能を維持するために必要ですが、環境基準を
守るための燃焼試験、排ガス測定が一定しません。

東京オリンピックが行われた年の3月9日に、こだわりの熱風発生機を研究,開発するために始まった会社です。(創業者曰く)
そこから途切れる事なく今日まで切磋琢磨して技術を磨いてくることができたのも、信用し、応援し続けて頂いたお客様のおかげです。本当にありがとうございました。
これからも、他では出来ないような、こだわりの本物技術を磨いていき、提案していきたいと思っています
(穏やかな春めく日の中で)
だいぶ春めいて来ましたね。
熱風発生器の煙管の中にステンレスツイストプレートを入れるだけで、温度の上がりが早くなり、燃費が良くなり、煙管の掃除が簡単になります。
そして、ファイアーターボバーナは設計が新しいので、これからの世の中の排ガス基準、二酸化炭素の排出削減に、排ガス測定で適応していけます。
2月になりました。春がそこまできています。
今回は取引先メーカーから新しく発売される(煙道用不完全燃焼検知器)を紹介します。
これは煙道内のCO₂を監視するために独自に開発した半導体センサーを搭載して相対値検知できるようになったガスセンサーユニットです。
これにより不完全燃焼であるCOの大量かつ急激な漏れを25秒周期で連続して検知できるようになります。
COを相対値検知することで、温度、酸素濃度、未燃ガス等の影響低減にも役立つ大変優れたものに
仕上がっています。
特徴 : 煙道内(高温下)でのCO検知
適用燃料 : 天然ガス、灯油、A重油
昨年中は、大変お世話になり心よりお礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
私たちは皆様の、環境、省エネ、節約への取り組みのお手伝いをさせて頂く中で、多くの熱量が必要で、
燃料消費量が大きくなっている箇所、特に製品の品質向上に重要となる箇所の熱風発生機(火炉)を
チューニングしてみることを提案しています。
今年も一年ありがとうございました。
多くのお客様とのコミュニケーションの中で、お伝えしたい事が分かってきました。
新型バーナ(FTB)の特徴
1 ガンタイプバーナなのに、エアーフィルターがいらない
2 ほこり、失火の掃除が早く確実にできる
3 燃料が、とてもきれいに燃える
面倒なエアーフィルター交換、掃除から解放され、火炉からの煙を気にしなくてもよくなります。
常に一定量のフレッシュエアーが入るため、煙管のすすが減り火炉の効率が
とても良くなります。
環境のことが気になる方に!
燃費のことが気になる方に!
バーナは重要と思われている方に!
失火が減って熱風発生機(火炉)が安定し製品の品質が向上します。

秋祭りも終わり、ホッとひと息です。
乾燥の基本はバーナですね。
FTB-30出荷しました。
バーナは燃えればいい、煙が出ていなければいいと思っていませんか?
実は、バーナこそが燃費を良くする重要な肝なのです。
火炉を作り続けて54年。
常にバーナの性能に左右されない熱交換器を目指して研究開発をしてきました。
少しくらい不完全燃焼していてもきれいに燃せてしまう火炉、すすが少なく点検掃除しやすい火炉、
そんな火炉を作りたくて多くの事をやってきました。
しかし、火炉だけですべて解決するには限界のあることが分かってきたのです。
私達は、改めてバーナ性能そのものの向上という根本の課題に取り組み始めました。
オリンピアの協力のもと、排ガス測定からの新型バーナ開発、その後何年もの時間をかけ経過
確認テスト実施。
そして、ついに火炉の性能を発揮できるバーナを完成することが出来たのです。
このファイアーターボバーナを使うことで、
火炉に使う重油エネルギーが無駄なく熱風エネルギーに変換できるようになります。
そして煙管1本1本にステンレスツイストプレートを入れて効率を高めること、炉圧をかけて効率を
高めることが安定してできるようになり、
茶ボコリの多い中でもメンテフリーで長時間使用できるようになります。
(点検、掃除しやすいヒンジで火炉口が大きく開きます)
秋らしくなってきました。
製茶ボイラ ニューせきれいFT-300。
来春から活躍予定の一台です!
電気保安講習会で、省エネルギーの進め方について教えていただきました。
工場のエネルギーコストの大半を占めるボイラーや加熱炉の燃料。
その削減につながるのはバーナの空気比だそうです。
排ガス測定により求められる空気比が、1より小さいと空気量が不足するため不完全燃焼し、すすがたまります。
また、空気比が大きいと、過剰に供給された低温の空気を加熱することになり
余分な燃料を使うことになります。
適正なバーナの空気比で省エネと経費削減ができます。
我が社でも、排ガス測定に廻っています。
お気軽にご連絡ください(=^・^=)
昔からガスのクリーンなことは言われてきたことです。が・・・
1.初期投資が必要
2.石油価格に連動するLPGガス燃料代が重油に比べ割高
3.排ガス中に多く含まれる水分量
4.低い放射熱
5.安全制御部品が多く価格が高い
などの特性も持っています。
加熱と揉む事で茶葉の含有水分の約6割を乾燥させる初期段階では、火力の強い重油バーナの間接燃焼が適しています。
小さな火力で直火でも使える中揉、乾燥機のバーナとしては、ガスバーナもいいと思います。
但し、一般的なエアーフィルター付きバーナの、不完全燃焼、失火の頻度は、ガスも重油も同じです。
じつは・・・
バーナ価格が、ちょっとまずいんです。
作りも性能も良くした分、ふつうのバーナにくらべ高くなっちゃったんです。
故障はほとんどなし!!
火炎温度も高く維持!!
のんエアーフィルターで重油消費量も確実に減る!!
・・・製茶専用のとてもいいバーナができたんですけど。
ある機械店さんに「いいのはよく分かるが、潰れないもの作ってどおするの。安くて修理もあるから売れるんだよ。」
そーゆうお考えもあるかもしれません。
だけど、機械屋として究極のもの、作りたいと思ったんです。
製作コストは掛かっちゃうんですけど・・・
性能はピカイチ、これからの時代のバーナですから試しにぜひ使ってみてください。
きっとご満足いただけること、間違いなしです。
毎日暑い日が続いています。
お体には十分お気をつけください。
売れ筋、強力で安定燃焼の
ファイアーターボFTB-40
コンパクトで高性能な
ファイアーターボFTB-30
ホットな2ショットの写真です。
暑い日が続いています。
重油も高騰しています。
バーナが完全燃焼をしていると、重油が無駄なく燃焼され、
熱エネルギーに変わるので使用量も減ります!
ファイアーターボがお勧めです★
燃料が高騰しています。
省エネルギーの日のきょう、燃料の使用量について検討してみませんか。
燃料のもつ化学エネルギーを無駄なく熱エネルギーに変える始めは、バーナです。
その熱エネルギーを熱交換により熱風に変換するのが、熱風発生機、火炉です。
その熱エネルギーを熱交換により水から蒸気に変換するのが、ボイラです。
火炉の安定した熱風を、結果安く提供できる新型バーナ。
お茶工場から新茶のいい香りが漂っています(^^♪
今から持っていくよー。期待しててね!!
開発から販売までにたっぷりの時間をかけて検証し、
特に燃焼セッティングにはミリ単位にまで追い込み作りこんだバーナです。
今までの製茶バーナに無かった性能をもつスペシャルバーナ。
是非、ご覧ください。

おかげさまで創業54年を迎えることができました。
技術は、初代から二代目、そして三代目の後継者へと確実に繋がっていきます。
これからも、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

3月になりました。
心和むお花があちらこちらに、咲き始めました。
少しずつ春らしくなっていくのが楽しみです。
”省エネには実績のファイアーターボ!!!”

今月は省エネルギー月間ですね。
身近なところでの省エネにCO₂の排出量低減があります。
それは火炉の燃焼効率を上げることです。
そのためには、バーナに本来の目的である『火炉燃焼室内での完全燃焼』をしてもらう必要があります。
1.燃焼のための空気が安定して供給されること(燃焼量と吸入空気量のバランス維持)
2.その空気と燃料の混合が良好で安定していること(ディフューザスリットの旋回流維持)
3.ノズルチップの摩耗がなく噴霧が良いこと(スプレー角度、スプレーパターンの維持)
4.火炉燃焼室内を燃料の着火温度以上に保てること(完全燃焼の継続、維持)
最低限、これらを満たしていることが大切です。
そしてバーナの適正な空気比(排ガスO₂濃度)を維持していけることが、火炉の燃焼効率を上げることになります。


製茶現場、粉塵の多い所で火炉のバーナ使用時には、今までは空気吸込口にエアーフィルター
(以下フィルター)が必要となっていた。
フィルターを付けることで、バーナケース内・バーナファンへのほこりの付着・堆積を減らし、燃焼性能低下を遅らせてきた。
しかし時間の経過とともに、ほこりによるフィルター能力低下で必要酸素量の減少、下限を超え黒煙発生。
そして失火。
フィルター掃除又は交換後、回復。
この繰り返しがずっと続いてきた。
(概略図参照、角度はほこりの量により変化)
そしてこの時、燃焼用空気量=必要酸素量の減少と共に燃焼排出物の一酸化炭素COやすす(※)が
生成されてくる。(オイル・ガスバーナ共に)
このすすの粒子が酸素不足拡大により次第に大きくなってくると、完全燃焼に要する時間が長くなり、不完全なまま排出されるようになる。黒煙という煙突で目視できる状態のすす粒子は、相当大きなものとなっている。この目視できるすすはもとより、目視では見えにくいすすが熱風発生機・火炉の細い煙管パイプ内に堆積していく。
これでは火炉を安定して省エネ運転することは難しい。
フィルターを付けることで、必要酸素量が徐々に減少、掃除して回復という変化の波が毎回繰り返されることになる。
製茶用火炉の省エネ化を進め、生産の高品質の維持と低ランニングコストが両立するためには、茶ぼこり・粉塵の多い所でも設定空気量が一定して使い続けられる高性能バーナが必要になった。
今までにない燃焼特性を持つバーナは、不安定要因となるフィルターを空気吸込口より無くすことで実現。
フィルター費もかからず経費削減にプラス。
燃焼排ガス分析データを基に各種設定したノンフィルターバーナ。
ファイアーターボFTB。
(※すすの熱伝導率約0.1Kcal/mh℃ 鋼の熱伝導率約46Kcal/mh℃ すすの1時間に移動する熱量は鋼の1/460の少なさである)

寒い日が続きますね。
先日、お花のハウスにバーナ交換に行ってきました。
安定した暖房で、きれいなお花作りのお手伝いができることは、うれしいことだなと思います(^^♪

平成30年
新しい一年が始まります。
楽しいvisionが見られるように
努力を重ねていきたいと思います。
今年もよろしくお願い致します (^^♪

2017年、早いもので一年の締めくくりの時期になりました。
今年はいろんな方とのご縁が働き、大変感謝の多い一年となりました。
心から感謝しております。
ありがとうございました^^!!
みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください*^^*


弊社、ファイアーターボFTBシリーズはオリンピア工業製の特注品をチューニングしたバーナです。
オリンピアバーナの業界での評判、ステータスは一朝一夕に出来たものではなく、長い間の高い技術、信頼の蓄積により作られたものと信じています。
丁寧な製品作りが、オーバースペックと思われるほど品質を向上させているバーナ作りにも表れています。
【評判】業界では知る人ぞ知るバーナメーカー。
あのオリンピアバーナなら安心だ。
オリンピアのバーナは長持ちするよね。
燃焼性能がもの凄くいいね。
造りがしっかりしているし、何よりカッコいいよね。 etc.
【オリンピア オイルバーナ カタログより抜粋】
1.シンプルな構造と優れた燃焼特性
オリンピア オイル バーナは、取り扱い及びメンテナンスの容易さを考慮し、可能なかぎりシンプルな構造としています。一方、着火特性・火炎の安定性を始めとする燃焼特性に対しては完璧さを追求する厳しい設計思想に徹底したテストを加えて商品化されていますので、必ず需要家のご満足を得られると確信しています。
2.高い経済性
オリンピア オイル バーナは、それぞれの機種の特性にマッチするよう、部品一点にまで吟味し、バーナが全体として経済的に使用できることを目的とした省エネルギー設計としていますから、高いコストパフォーマンスを発揮します。
3.優れたマッチング技術
バーナは、装置或いは設備に取付けられ一体になってこそはじめて正常な性能を発揮するものです。装置或いは設備とバーナの調和、優れたマッチング技術こそオリンピアの真価です。
(OLYMPIA Special Order Burner ファイアーターボFTB)

12/8出荷用バーナ
チューニング調整中です!!

今日は省エネの日です。
灯油とA重油の全国平均価格がまたあがり始めました。
変動のあるものなので気を使います。
長い目で見て、
環境のためにも、燃料費のためにも、わたしたちは低ランニングコストを推奨しています。


空気が澄んで、紅葉がきれいな季節ですね。
燃焼排ガス分析データを基に各種設定しているバーナなので環境にも安心です。
いまお使いのものと交換することでススが大幅に減少し、熱効率・燃費が良くなります。


バーナに、必ず付いている空気吸込口。
ファン回転により吸込口から吸い込まれた空気は、ダンパーでHi-Lo制御されケース内で圧力上昇し、ディフューザで旋回流となり吹き出される。
一方で、ノズルからは燃料が噴霧され、バーナ出口で旋回型噴霧火炎を形成する。
このように、燃焼にとても重要な役割を果たす空気の取り入れ口。
製茶現場では、今までここにエアーフィルター(以下フィルター)が、ほぼ必需品となっていた。
フィルターを付けることで茶ぼこりをブロックし、ケース内及びファンへの付着を防ぎ、バーナの性能低下を防ぐ役割を担ってきた(但しフィルターメッシュ以下のほこりは防げないので、徐々に内部付着する)。
ところが、このフィルターが茶ぼこりの進入を止めることにより、ほこりの量にもよるがバーナ運転時間の経過と共に、フィルター自体の目詰まりによる燃焼用空気量減少、そして黒煙発生、最後には火炎の失火へと進行していく。
そのため、早めのエアブローによる茶ぼこりの除去、劣化時はフィルターの新品交換が必要となり、それをする事で空気量がまた元の状態近くに戻る。(概略図1参照、図に示した角度は茶ぼこり量により変化する)
この繰り返しが続くので、設定空気量が安定せず、排ガス分析による正確な省エネ燃焼の実現は困難となる。
ファイアーターボバーナは、以上述べたようなフィルターが必要のない構造なので、初期設定した空気量が安定し、排ガス分析での最適燃焼位置を決定することができる。
さらに、茶ぼこりの内部付着もほとんどないので、能力低下も見られず、常に一定した高い燃焼性能を維持することができる。(概略図2参照)
茶ぼこりはバーナ内のスムーズな空気の流れに乗り、力強い火炎(中心付近温度約1,300℃)と一緒になり輝炎燃焼する。
今までにない燃焼特性は、不安定要因となるフィルターを空気吸込口より無くすことで実現。
経費削減にもプラス。
現場実績が証明する製茶火炉用バーナ、ファイアーターボFTB。

さわやかな風が吹きはじめ、秋冬番のおいしいお茶が楽しみな季節です。
お月見、お祭り 楽しいことも盛り沢山です。
省エネのお手伝いができる
ファイアーターボバーナ
ニューせきれいボイラ
フジタF 火炉 どうぞよろしくお願いします(=^.^=)

粗揉機火炉用ファイアーターボバーナFTB-30(ノズル2.5G+4.0G モーター0.4kw)
高い燃焼性能と共に、コンパクトになります。
FTB-30 粗揉機火炉用(ノズル2.5G+4.0G)
FTB-40 葉打機火炉用(ノズル4.0G+6.0G)
FTB-50 大型葉内、粗揉機火炉用(ノズル5.0G+8.0G)
排ガス分析による省エネ燃焼が実現できるバーナ3機種をお届けしています。
バーナテストを経て販売開始から3年の現場実績を持つ製茶専用バーナです。
1.バーナ運転はエアーフィルターいらずで、効率良い輝炎燃焼を安定して継続。
2.保守点検はディフューザ・ファンネル全体が外に出る構造で、今まで見えなかった燃焼面の掃除が簡単。
3.バーナファンは18-8ステンレス製で、さび・ほこりに強く長期間の性能維持。
4.空気量は製茶専用ソレノイドダンパーで、スピード切り替えにも高精度制御。
5.熱交換器内は煙突排出ガス分析により、クリーンな状態を維持。
製茶や食品、水産物、工業品等、乾燥装置の熱源として
清浄度の高さと燃焼ガスに含まれる水分を煙突に排出できる利点により、広く普及してきた間接熱風発生機、間接火炉。
その火炉に取付け、燃料を熱エネルギーに変換する機具としてのバーナには
火炎の幅射率が重要な意味をもってきます。
火炎の幅射率は、使用燃料のC(炭素)/H(水素)に比例してきます。
C/Hの大きい重油は、火炎中に多くの炭素粒子が生成しオレンジ色の輝炎となり、高い幅射率がとれます
(ガスはC/Hが低い)。
これにより製茶現場で大きな燃焼を安定して効率よくお使いになりたいときは、
ランニングコストが安い重油燃焼バーナが適しています。
バーナ交換だけで、茶ぼこりに強くクリーンな輝炎燃焼ができ保守点検も容易な
オイルバーナファイアーターボバーナをよろしく。

実験用火炉、外気温38℃
吸気温度が高く、酸素密度の低くなる夏場に、残存酸素濃度と排ガスデータが問題ないことを再確認する。
低燃 着火、低燃~高燃火移り、高燃燃焼、スモークテスト、
排ガス測定を行い、高温時バーナテスト無事完了した。
(低温時バーナテスト 2017年01月16日news)

この度、中圧バーナからファイアーターボFTB-30へ交換させていただきました。
余力のある高性能製茶用バーナFTBは、様々な業種の火炉への適応力が高く、すぐにきれいに燃焼することができます。
今まで製茶用バーナにはエアーフィルター(粉取袋)付きとエアーフィルター無しでも使用できる(東亜熱研Zn)バーナが広く使われてきました。
両バーナを同じ工場内でお使いになる現場の方に失火、トラブルの頻度をお聞きしました。
「変わらないですね。フィルター無くても茶ぼこりそんなについてないですし、フィルターあっても結構ついていることがあります。」
バーナ構造上問題なければエアーフィルターは無いほうが、コストや効率面から考えても使いやすいそうです。
東亜熱研Znバーナを愛用されていた方にも、是非使って頂きたいバーナに仕上がりました。
ファイアーターボFTB。

毎チューニング後、検査確認してお届けします。

茶葉の蒸しの蒸気発生装置として古くに重宝して使われていた”せきれい釜”。
この蒸気を小型パッケージボイラで現代に復活しようとの思いで名付けました。
深蒸しに適したやわらかな蒸気を熱効率向上と共に実現できたボイラ。
それがニューせきれいFT-300です。

30年前、製茶に大変熱心な方の”こんなボイラがあったらいいな”を形にして、
ニューせきれいI型、Ⅱ型、そしてFT-300型と進化してきたこだわりのボイラです。
深蒸し専用ボイラ ニューせきれいFT-300型。
毎年いろんな表情を見せてくれる生葉に、安定した蒸しを提供できるボイラを作りたいという考えから、平野ボイラと長期にわたり開発してきました。
燃焼室、煙管の掃除が簡単。
製茶の品質UPのお役に立ちます。
チューニング後、出荷検査確認して安心安全な製品をお届けしています。
(特殊な構造上、製作には6か月の納期をいただいています)
基準残存酸素濃度(低燃焼7~10% 高燃焼4~6%)において
・ダンパー裕度(低燃焼10%以上、高燃焼30%以上)
・発煙発生値(低燃焼0~2以内、高燃焼0~1以内 スモークスケールのナンバー)
・CO発生値(低燃焼200ppm以下、高燃焼100ppm以下)
・燃焼状態(振動燃焼及びリフト燃焼なし、火移りのスムースな移行)
・騒音値(高燃焼時90dB以下)
・振動値(全振幅時30μ以下)
・安全回路(確実な火炎の検出、断火時に即バーナ停止)
・火炎長(正しい方向)
これらの条件を満たして常に完全燃焼に近い状態で燃焼することができ、
すすの大幅な減少で重油使用量の削減が可能となり省エネとなるバーナ。
また、CO濃度が低くPM2.5等の大気汚染防止にも貢献できるバーナ。
*熱風温度の上がりが遅くなった。
*燃料代がかさむようになった。
*掃除の時、火炉・煙管内のすすが多い。
*よく失火する(着火時の吹き返しや、切り替え時)。
*故障、トラブルで困ることが多い。
*フィルターに茶ぼこりがついて、掃除したりエアー調整をひんぱんにしないと煙が出る。
バーナを高性能なものに換えると解決します。
バーナは重油を熱エネルギーに変換し、火炉の性能を決める重要な機具です。
ファイアーターボバーナに交換することで、エアフィルター無しでも安定して綺麗に燃え、
火炉内のすす、ばいじんが大幅に減って熱風温度の上がりが良くなり、
燃費向上と共に失火、故障などのトラブルも非常に少なくなりますよ。

二茶始まっています。
昨日、深蒸しに大変熱心な製茶工場の社長と専務に
「このボイラ(ニューせきれいFT-300)は本当にいいよ。毎年安定してパッサリ蒸せる。他にはないボイラだ。蒸しを見に来たみんな驚いて帰るよ。」と言っていただけました。
毎年いろんな表情を見せてくれる生葉に、安定した蒸気を提供できる自慢のボイラです。
いつもありがとうございます。

今日は”環境の日”環境にやさしい配慮をしていきたいです。(^^*)

エアフィルター無しで丸3年使用のバーナ内を撮ってみました。
ステンレスファンも、とてもきれいです!

町内のドブ清掃の季節ですね!!
コンクリート溝ぶた専用クランプ
アゲっぴー大活躍(^^)v

新設計 オールシーズン高性能ターボバーナ。
ファイアーターボ FTB。
火炉を活かすためには高性能バーナが必要との長年の経験から、実験を重ねて、オリンピア工業と開発しました。
熱風発生機・火炉の熱効率向上は、先ず高性能な重油バーナ、次に省エネ火炉の順になると思います。
約50%強をバーナでカバーし、あとの50%弱を火炉が補います。
1.エアフィルターを必要としない構造のバーナなので、製茶中の茶ぼこりによる燃焼空気量の低下がほとんどなく、安定した輝炎燃焼が継続します。エアー吸入口の安全カバー付き。
2.バーナヒンジを開けると、火炎の安定化に重要な働きをするディフューザ(保炎板)がノズル・ファンネルと共に外部に出るので、今まで見えなかった燃焼面の掃除が簡単。
3.高負荷燃焼そして長期間の性能維持に、オリンピアオリジナルのステンレス特殊仕様ファン(インペラー)採用。
4.エアー調節は、製茶専用の高性能・高剛性ソレノイドダンパー方式。
5.排ガス分析 O₂-CO₂-CO-NOx 及び、年間安定燃焼検査確認済み。
すべてに余力を持った設計で製作しているので、使用の幅があり、常に安定したバーナに仕上がりました(大きな燃焼も安定して使えます)。
毎チューニング後、出荷検査確認して安心・安全な製品をお届けします。
(納期は受注から約30日程です)
ガスバーナ(LPG) 2台を小型焙煎炉へ取付、燃焼調整 無事終了しました。
完成度の高いとてもきれいに燃えるオリンピアガスバーナです。

しらす・桜えび加工販売をされている吉田の水産工場さんで、しらす釜揚げ用の中圧バーナのオーバーホールをさせていただきました。
昭和40年頃にお茶屋さんでたくさん使われていた中圧バーナ。
しらすの釜揚げ加工にはとても重宝なバーナで、今も大切に使われています^^*

待っていました!ファイアーターボテストに絶好の季節です。
実験用火炉、外気温0℃(重油の温度も相当下がっている)
年間を通してのテストのなかでも極低温時は、バーナの余力を確認できるとても重要な季節です。
経験上、夏の気温が高いときの方が燃焼トラブルは少ないと思います。
吸気温度が低く、酸素密度の高い冬場ほど性能に差がでます。
同じ設定・同じノズル・同じ風量で安定した着火、燃焼ができるかがポイントです。
*実験用火炉(オイルヒーターなし、炉内圧力0.3kpa)
バーナスイッチON、
低燃着火OK、
低燃-高燃 火移りOK、
高燃燃焼OK、
すべてスモーク0、
排ガス測定クリア。
バーナとして充分満足できる結果であると確認できた。
LKバーナのテストを重ねて、ファイアーターボと名付けました。
こだわりぬいた性能を是非ご実感ください。

製茶用ボイラ FT-300ニューせきれい!!
”通称だるまボイラ”
第一水位の水量が5×10タイプの水量の約2倍、5.5×11タイプの約1.5倍入り、さらに蒸発面が広く、深いので沸騰が非常に安定しています。
しんしんとした沸きにより、きめ細かく、やわらかい蒸気を供給し色鮮やかなお茶を作ります!製茶の品質上昇のお役にたちます。深蒸し専用。
一度ご使用になられた皆様は2台目もこのボイラを選んでいただいています。
(平野ボイラー㈱製特注、自社チューニングボイラ)

製茶用火炉 F-50型 F-40型 F-30型
数々の独創構造により高い熱交換効率と熱風吹込みバランスの均一化を実現。
熱交換器は耐熱性、耐久性に大変優れたオールステンレス。
火炉外板はフェルト状ウール断熱材(密度40kg/㎥以上・熱伝導率0.049w/(m・k)以下・熱間収縮温度400℃以上)を表面処理鋼板でパッキングしたもので、優れた耐熱性、断熱性は省エネルギーに大きく貢献。
創業時より、ステンレス煙管は1本1本ボルト取付方式。煙管のみの交換も可能です。
バーナ性能を100%発揮できる設計のため、着火後、設定温度までの到達時間は驚きの速さです。
使われている皆様は、製茶の品質向上、燃費にとても良い結果を出されています。
ステンレス煙管の内側に、ステンレスツイストプレートを入れ、燃費ガスに二次流を起こして管内の速度分布を調整し、高い熱伝達率を得ています。(1986年より採用しており、30年来の技術です。)

製茶のために新たに設計した高性能ターボバーナです
LK-50w FI LK-40w FI LK-25w FI
火炉の燃焼効率を良くするために開発しました。
エアーフィルターを必要としない構造のバーナなので、製茶中の茶ぼこりによる 燃焼空気量の低下がほとんどなく、安定した輝炎燃焼が継続します。エアー吸込口の安全カバー付き。
茶ぼこりは、バーナ内圧力により一緒にきれいに燃焼されてしまいます。
バーナヒンジをあけると、火炎の安定化に重要な働きをする特殊ディフューザ(保炎板)が外部に出るので、今まで見えなかった燃焼面の掃除が可能に。
長時間の性能維持に、ステンレス特殊ファン使用。
排ガス分析 O₂-CO₂-CO-NOx 確認済。
これらの特徴により、とても力強く綺麗に燃えるので火炉のすすの付着がほとんどなく熱効率、燃費が非常に良くなります。
使いやすく、皆様とても良い結果を出されています。
(オリンピア工業㈱製特注、自社チューニングバーナ)
製品情報、アルバム、日々気付いた事などを掲載していきたいと思います。
これまでの経験をもとに、皆様の御要望に対応するサービスを提供していきます。